国(都市別)基本情報

中国・上海

上海は、長江の河口付近にある、中国最大の都市です。上海は、長江の河口付近にある、中国最大の都市です。自動車製造、鉄鋼、石油化学といった工業が発達している都市で、浦東地区を中心に、高層ビルが立ち並び、巨大な金融街が形成されています。

上海の中心地にあたる浦東地区は、交通網も発達していて、浦東国際空港が世界の窓として機能しているほか、地下鉄、バス、タクシーなどの路線も整備されています。空港と地下鉄二号線龍陽路との間の約30kmは、最高時速430kmのリニアモーターカーが約8分で結んでいます。界隈には、デパート、ホテル、レストランなどがひしめき合い、ビジネスマンや観光客たちで賑わっています。

浦東地区に立つ高層ビル群のなかでとりわけ目立つのが、アジア最大のテレビ塔である東方明珠塔です。地上350mの高さを誇るテレビ塔で、日が暮れると、中国を代表する夜景スポットにもなります。眼下には、黄浦河の向こうに、壮大な上海の街並みがきらめきます。その点景のひとつとして目に留まるのは、ライトアップされた外灘地区の洋館です。それらはかつて中国がイギリス、フランス、アメリカなどの共同祖界地であった頃に立てられた建築物です。

かつてはのどかな漁村だった時代もあります。1842年の南京条約によって開港して以来、めざましい発展を遂げてきた上海ですが、かつてはのどかな漁村だった時代もあります。高層ビル群の合間には、昔ながらの上海も見え隠れしています。たとえば、中国を代表する庭園である豫園があります。豫園は16世紀の明の時代、張南陽によってつくられた庭園で、豊かな緑のなかに、得月楼や会景楼といった楼閣が配され、昔ながらの風情にあふれています。豫園の周辺にも、古い民家群が並び、かつての上海の雰囲気を感じることができます。明や清の時代の街並みを再現した上海老街でも、昔ながらの上海と出会えます。上海老街には、重厚な瓦屋根を構えた、中国の伝統的な建築物が軒を連ね、骨董品を扱うお店が多数見られます。

日本と上海の時差は、約1時間です。上海の気候は、おおむね、大阪や東京の気候と似ていますが、四季による変化が大きい特徴があります。夏は蒸し暑く、冬は寒さに見舞われるのです。特に、冬場の寒さは厳しく、防寒着が必須です。また、夏場でも、上海の地下鉄や建物は冷房が効きすぎていることが少なくないので、薄手のセーターを携帯しておくのが無難かもしれません。

上海といえば、おいしい食との出会いも、また楽しみです。上海といえば、おいしい食との出会いも、また楽しみです。上海料理は、長江の豊かな川の幸を生かした料理が中心で、黒酢、酒といった調味料で、濃い口の味付けした料理と、あっさり味の料理が混在しています。

上海料理の代表格といえば、秋から冬にかけてシーズンを迎える「上海蟹」でしょう。「上海蟹」は、イワガ二科の食用蟹で、中国の河川に生息しています。上海蟹は、蒸して食べることが多く、醤油、酢、生姜などつくったタレでいただきます。身が多く上品な味わいの蟹で、タレとの調和も絶妙です。蟹を使った料理では、蟹の身を卵とからめ、豆腐にかけた「蟹粉豆腐」も定番です。蟹料理以外では、川でとれたエビをスープで炒めた「むきえびのエビ炒め」、醤油ベースのソースで甘辛く煮込んだ「豚の角煮」などもオススメです。それらの味を引き立たせるのが紹興酒です。紹興酒は、もち米やアワ、キビなどを原料としたお酒で、上海料理との相性抜群です。

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