国(都市別)基本情報

中国・広州の詳細情報

中国・広州の詳細情報

中国は、ユーラシア大陸の東部に位置する国で、広大な国土と3000年以上の歴史を誇る国です。

陸地面積は日本の約25倍にも及び、その地形は、じつに変化に
富んでいます。
海岸部には上海や北京をはじめとする巨大都市があるかと思えば、西部に行くと、4000m級の険しい山々が連なり、草原地帯の
ジュンガル盆地や砂漠が広がるタリム盆地などが広がっています。
チベット高原の西南にあるヒマラヤ山脈には、世界最大の海抜8848mを誇るチョモランマ山もあります。
大河が多いのも特徴で、6300kmの長さを持つ長江をはじめ、黄河、黒竜江、珠江などが、大陸を割って雄大に流れています。

広州は、中国人民共和国広東省にある都市で、上海、北京に次ぐ第三の都市としても知られています。
大河である珠江の河口部に位置します。
広州の気候は亜熱帯性の気候で、長い夏と短い冬があります。夏は蒸し暑い日がつづき、
冬は涼しく過ごしやすいのが特徴です。
ただ、冬の朝晩は冷え込む傾向があるので、防寒対策が必要です。

食は広州に在り広州といえば、「食は広州に在り」という言葉があるほど、美食の都として広く知られています。
広州が誇る広東料理
は、珠河流域の海山の幸を
ふんだんに使った伝統的な料理で、あっさりとした
味付けが特徴です。
濃い味付けがあまりなされないのは、素材の持つ味や
食感が大切に考えられているからです。

また、食材の研究にも長い時間がかけられ、さまざまな
素材や珍味を組み合わせることで新しい味覚を創りだすのも広東料理ならではの特色です。
豚の丸焼き、フカヒレの煮込み、ガチョウのタレ煮といった伝統的な料理から、麺類や点心に至るまで、バラエティーにも富んでいます。

広州の歴史は古く、秦の始皇帝が中国を統一した頃から、まちが形成されはじめたと
いわれています。
珠江の豊かな水運を使って、南海貿易の中心地と次第に発展していきました。
広州は、6世紀、禅宗の開祖である達磨大師が、インドから中国に上陸したとき、
初めて降り立った土地であるとされています。
達磨大師は、広州に庵を構え、修行に励んだのだとか。
そして、日本に、レンコンやクワイなど中国の作物をもたらしたともいわれています。

広州は、海のシルクロードの起点広州は海のシルクロードの起点とも称されることもあり、
欧州や中東、アジア諸国との貿易の玄関口として長く
機能してきました。
それだけに、広州のまちを歩いていると、アルファベットやアラビア文字を時折見かけるなど、どこかしらエキゾチックな雰囲気が漂っています。

エキゾチックといえば、今から2000年以上も昔のこと、広州に、5人の仙人が中東よりやってきたという伝説が残されています。
仙人たちは羊に乗っていました。
そして、黄金の稲穂を広州の地に残して去っていったのだとか。
稲穂は、五穀豊穣の象徴であり、以降、広州の人々はやってきた仙人たちを崇めるように
なります。
その伝説から、その付近のまちは 羊城と呼ばれるようになりました。
それが時代を経て、いつしか、広州という地名に変わったのだとか。

21世紀となった現代、長い歴史を持つ広州は、世界に開けた貿易の拠点としても、
食の都としても、ますます発展をつづけており、見逃せない都市のひとつ
です。


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